いつかは娘に託す真珠

私の今までの人生で一番大きな買い物は真珠のネックレスとピアスのセットです。
買ったのは23歳のときで、価格は40万円弱でした。

22歳で看護師として社会人になり、始めての冬のボーナスの使い道をあれこれ考えていました。友達には両親にプレゼントを買うという人が多く、私も両親に何が欲しいか聞いていました。
今までのお礼の気持ちを込めてマッサージチェアか旅行をプレゼントしたかったのですが、努力して稼いだお金なのだから自分の記念になるものを買いなさいといわれました。

そう言われてから何が欲しいのか自分で考えました。アクセサリーやバッグなどが思い浮かびましたが、アクセサリーは年齢によって使えなくなることが考えられます。また、バッグは消耗品なので記念品にはならないと思いました。
時計も候補に入りましたが一生使えるような高級なものは予算オーバーでした。

迷った末に見つけたのが真珠のネックレスでした。真珠なら年を取っても使うことができ、大人として持っていないと恥ずかしいアイテムだと思いました。ネットや雑誌で種類や買い方を調べてからデパートに買いに行きました。私が目をつけたのはアコヤ真珠でピンクを帯びた優しい輝きに魅了されました。

実際にお店で試着してみると、ひんやりとした感触とずっしりとした重みに背筋が伸びるような気がしました。鏡で見ると23歳の自分には不釣合いな気がしましたが、大人になったような気分で満足でした。いろいろなサイズを試着して長く使えそうな7.5mm、42センチの花珠を購入しました。少し長すぎるように感じましたが、販売員の人が年を取っても使えるからと進めてくれました。両親にもいい選択だと褒めてもらうことができました。

それ以来、結婚式などのフォーマルなイベントには必ず真珠のネックレスのセットを着用しています。イミテーションのパールのアクセサリーを着けている人が多いなか、本物ならではの内側から発光するような輝きは私に自信を与えてくれます。

36歳になった今では違和感なく使いこなすことができ、やっと自分自身が真珠のネックレスに追いついたように感じます。大人になった記念として買ったアクセサリーを丁寧にケアしていつまでも愛でてあげたいです。そしていつか娘に託すことが夢です。

娘も看護師になって私と同じ道を歩んでいます。今は勤め先の病院を変えようか迷っているみたいです。私もこのサイト(看護ルー)で色々調べて、娘のためになればな~なんて思っています。

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